@JohannesC7 MolinaやCarochiなどはあえて威信の高いナワトル語を採録したと明言していますし、Bancroft Dialoguesなんて露骨にそのための資料です。そして我々の知る古典ナワトル語はそうした資料をタネ本にしてますから、我々の考える古典語がある程度規範化へのバイアスを含んだものなのは間違いありません。
posted at 00:22:45
@JohannesC7 田舎のナワ語が古典語に比べて素朴に思えるのは、まあ自然かと思いますが(古典語は混成方言のためか語彙が異常に豊かなので)、征服前に「正しいナワ語」という意識があったかは疑問ですね。ただ、植民地期には確かにそうした状況がありました。古典語が「正しい」言語として教えられたはずです。
posted at 00:16:35